2019年1月 第3週

雑感

を見て, ふむふむと思っていた.
コンピュータサイエンスを大学で学ぶ良い点の一つとして, この二者に対して態度が曖昧なところで, 一方ではオートマトンとか文脈自由言語とか(それ単体では)何にもならないが面白いことについて考えることができ, 他方ではプログラムを書いて色々作ることができる. その両方が学問として(?)肯定されている(適切な表現かはわからないが). なので, その日の気分に合わせて今日はどういうのをやろうかというのを適当に変えられるので, 飽き性の人間でもやっていきやすい.
そもそも歴史的な背景としても, 計算機の発達がサイエンスとエンジニアリングの境界をどんどんぼやけさせているような感じがあって, これは昨今の機械学習ブームでますます進む傾向であろう(この考え方は mizchi さんの影響を明らかに受けている). あくまで一例だが, 物理系の学生と電気系の学生がともに大学生活の傍ら, 機械学習(を理解するための数学と, それを実際に試すためのプログラミング)を独学で学んでいたとして, もはや物理系, 電気系とカテゴライズすることに本質的な意味はあるのだろうか(そして「情報系」学生の立場は...). 計算機がアカデミアの学問体系全般にもたらす影響は, これまでもこれからも重大なものになるだろう.
しかし, (ここからが本当に自分の主張したいことで)それでも理学と工学の違いは厳然としてあって, 境界が曖昧な今だからこそ, それをきちんとおさえておくべきなのだと思う. 具体的に述べると, 単純なことの積み重ねで大きなものを作る行為を, やっていることのレベルが低いと批判するのはよくないし, 逆に, 未知の発見やこれまでになかったような洞察を, 社会に何の影響をもたらしていないと批判するのもよくないのである. こういうことは, 大学に入った当初は口で言われても多分よくわからなかったことなのではないかと思う.

読書

精霊幻想記 5.白銀の花嫁 (HJ文庫)

精霊幻想記 5.白銀の花嫁 (HJ文庫)

アニメ

原作を読んでないけどとりあえず面白かった. 悠木碧先生...

  • 禁書 #14

なんか作画よかったですね.