ハローラスク

時間から自分を無理に引き離すこのような安定性あるいは確実性に到達するためには、時間が必要である。時間なしですませるためには、時間が必要である。時間のなかで時間を従わせ、みずから時間に従わなければならない。

7/20(金) Tokyo 7th シスターズ メモリアルライブ『Melody in the Pocket』 in 日本武道館

僕は普段他人の影響で音楽の趣味を広げることが殆ど無いのですが, このナナシスに関しては例外で, 完全に高校同期の影響で聴き始めたものなので, 今回このライブに参加できたことには感謝したいです.
ちなみに, 声優イベントにはもう100回近く行っているわけですが, アイドルユニットのワンマンライブに行くのは何気に初めてだったので, そういう意味でも新鮮感がありました.
武道館二階の中でも最後列, つまり一番奥の席で聴いていたわけですが, ステージを中心とした円型会場の全体の盛り上がりが手に取るように分かりました.
会場が本当にクソ暑くて, クソ暑い中クールな曲をひたすら聴かされるという稀有な体験でした.




僕らは青空になる / 777☆SISTERS

まずもって声優さん達が例の円陣を組んだ姿でステージに登場してくるのがエモい.
以前の記事でこの曲は3連符っぽいのから始まるから好きだな〜という話をしました.

KILL☆ER☆TUNE☆R / 777☆SISTERS

比較的最近知った曲ですが, これは777の曲の中では断トツで好きかもしれない. ナナシス全く知らないけど聴き始めようかな〜って人が居たらこれかSEVENTH HAVENか星屑☆シーカーを薦めると思う.
2034年という未来を表現した歌詞にもかかわらず, どこか懐かしいサウンドなんですよね. 僕にナナシスを聴かせるようになった張本人から借りた『Tokyo 7th シスターズ COMPLETE MUSIC FILE』とかいう本を開演直前にパラ読みしていたら, この曲について

制作中のやりとりでは、これは80年代よりも60〜70年代のディスコサウンドと言っていた気がします。さらに音がどうこうではなく、『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977年のアメリカ映画)の楽しさで、とも言ったような気がします。だからライブでの振り付けが、あのポーズなんですよ。

と書かれていて, 謎がちょっと解けました.

Cocoro Magical / 777☆SISTERS

これは振りコピが楽しかった気がする.

YELLOW / Le☆S☆Ca

あんまり聴いてない曲だったので, 曲よりも藤田茜さんの生歌の上手さに心を動かされていた.

タンポポ / Le☆S☆Ca

嫌いじゃないですが, 圧倒的にトワイライト派なのでトワイライトが生で聴けるまでは死ねません.

ひまわりのストーリー / Le☆S☆Ca

この曲に関してはネット上に無数の考察があって, 浅い知識の僕は以前からそういうのを読んでいてホーンとなっていた.

nki26.hatenablog.com

sakstyle.hatenablog.com

thuivega.hateblo.jp

で, 実際にライブを体験した時, 僕は歌詞内容よりも, 観客全体が皆黄色のペンライトを振っていて, それが本当にひまわり畑のようで, それを武道館二階最後列で視覚的に見せつけられたことにオオッッこれはすごい!!と唸っていた. アイドルと観客の一体感というものをくっきり認識しました.

星屑☆シーカー / WITCH NUMBER 4

今回のライブで一番聴きたかった曲にもかかわらず, ひまわりのストーリーで既にエモ散らかしていたので, 完全に油断していました.

プレシャス・セトラ / SiSH

『コノユビトマレ』が楽しかった!全体的に言えることですが, ナナシスの音楽は無邪気な少年の心を自然に蘇らせるみたいなところがあります.

14歳のサマーソーダ / サンボンリボン

無邪気な少年の心を自然に蘇らせる(同上).

CHECK' MATE / NI+CORA

高田憂希, 大西沙織両氏の生歌がとりわけ上手いのがよく分かる. 特定の声優目当てで参加したライブではなかったので, 今まではコンテンツのオタクの顔で参加していたけど, これに関しては完全に声優のオタクになっていて2人の表情とかをじっくり観察していました. 高田さんも大西さんもキメ顔が得意な人種なので, CHECK' MATEの決めポーズのところがバッチリでした.

シトラスは片想い → アイコトバ / Ci+LUS

武道館が初デビューというのは普通に考えるとヤバい話ですが(武道館でソロデビューした東山奈央さんがその重責についてライブ中しきりに述べていたのが記憶に新しい), 中の声優さんは2人とも音楽活動経験が既に豊富なので, 新ユニットらしからぬ堂々っぷりで, それが安定した可愛さを生み出していました. あと山崎エリイさんのソロライブに行きてえ

SHAKE!!~フリフリしちゃえ~ / はる☆ジカ(ちいさな)

尖った曲の多いナナシスらしからぬ平凡な曲ですよねコレ. 平凡も非凡に囲まれる中では一種の個性になるとかいう奴かな〜と個人的には解釈しています.

Girls Talk!! / NI+CORA

音源で聴いても全然好きになれなかった曲ですが, このライブでは, Ci+LUSとはる☆ジカがそれぞれ可愛い曲を歌った後に, さっきクールにCHECK' MATEを歌い上げた私達(NI+CORA)も可愛い曲歌えるんだよ!ということで過去曲であるこのGirls Talk!!を歌うという完璧な流れがあって, 終わった後には最高!って叫んでました.

お願い☆My Boy / SiSH

あんまり聴いてない曲だった.
残念ながら書くことが無いので『Tokyo 7th シスターズ COMPLETE MUSIC FILE』を今読んだところ

当時、とにかく作詞の時間が取れなくて、『マチ★アソビ』のため徳島へ行く飛行機に乗るのに、あと10分で出ないと乗り遅れるぞって時間までこの曲の歌詞を書いていました。後にも先にもないほど難産でしたね。

という裏話が...

セカイのヒミツ / サンボンリボン

これはナナシスのライブに参加して強く確信していることの一つなのですが, メジャーなアイドルコンテンツではアイドルが主体であり, アイドル一人一人の強い個性が重視されるのに対して, ナナシスの主体は「何者でもない」音楽を聴く僕らなんですよ. 何者でもない僕らの背中を押す曲だからこそ, 何者でもない僕らそれぞれが隠し持っているちっぽけな秘密, それこそ「ポケットの中にある」ような些細なことにも真に迫れるんですね.

ラバ x ラバ / WITCH NUMBER 4

I already I will get you!!

Fire and Rose → Clash! → TRIGGER / The QUEEN of PURPLE

まずMCの途中で巽悠衣子さんがドラムを叩きながらステージに浮かんでくるのがカッコ良過ぎた. キスシスの声優がナナシスに参加しているの本当に凄いことですからね.
とにかく野村麻衣子さんの歌が武道館を熱狂に包んでいた. CD音源の10倍くらい良くてビックリ. あんなに穏やかなインスタグラムをやっている人なのになぁ. TRIGGERでは, ベース兼ボーカルの広瀬ゆうきさんとの掛け合いが芸術だった.
The QUEEN of PURPLEに関しては言葉をいくら重ねても伝えきれないカッコよさがありました. ◯ンドリのおたくも是非The QUEEN of PURPLEの生演奏に腰を抜かすと良いかと思います.

またあした / 春日部ハル

ユニット全体のカラーを重視するナナシスにおいては, 個々のキャラを引き立てる要素があんまり無いような気がしていますが, 777最初のメンバーであるハルはちょっと特別なようです. 僕はコンテンツのことをよく知らないので篠田みなみさんが頑張ってるな〜くらいにしか思っていませんでしたが, ちゃんとコンテンツを追ってきた人にとっては, 怒涛の特報発表の後の歌唱だったこともあって, グッとくる部分があったのではと思います.

スタートライン / 777☆SISTERS

アイドルユニットの全体曲らしからぬBPMの遅さなんですけど, これは直前の声優さん達のMCの文脈や歌詞内容から考えると""他人と比べずに自分達のテンポで歩き続ける""という強いメッセージの体現なんですよね. その意味で見事にしっくり来る遅さでした.

FUNBARE☆RUNNER / 777☆SISTERS

あんまり聴いてない曲でしたが, もうライブもこの辺に来ると我も忘れてひたすら楽しかったです. サビ直前で三連符で転調して「行くぞ」って言うのがマジで作曲者天才だなあと思わずにはいられなかったし本当に最高だった.

STAY☆GOLD / 777☆SISTERS

ライブ終了間際で照明を付けてテープ落とすタイミングには持ってこいの曲だった. ギラギラ照明の光る武道館の中で「夢を追いかける」ことを歌う777☆SISTERSは, 輝かしい未来を予期させるものだった.
うだうだアンコールやらずに引き際良く終えるのは素晴らしいので, アンコールがデフォルトみたいな声優アーティスト界隈はマジでこれを見習って欲しい.